【令和５年度全国高校野球選手権福島大会】
７月１５日㈯ 福島県営あづま球場
２回戦
○福島成蹊 ４－３ 福島東
先発は左の本格派、相楽くん。緩急を生かした投球で相手打線を封じ込めますが、一方、本校も機会を生かせません。
試合が動いたのは３回。先攻の本校はランナーをためてからの長打により２点を先取。しかし、その裏、満塁から連続でヒットをゆるす苦しい展開となりますが、何とか３点で抑えます。そして、すかさず反撃。４回に同点、５回にも１点を加え、逆転に成功します。
ピッチャーは右のサイドスロー畑中くんに替わり、相手打線を無失点に抑えますが、一方、本校も得点機会を生かせず、最少得点差のまま終盤へ。どちらに流れが傾くか分からない緊迫した戦いとなりましたが、そのまま振り切って勝利をつかみました。
道路を挟んで、わずか１０メートルの距離にある両校ですので、どうしても意識するライバルです。これまでも何度となく対戦してきましたが、いつも接戦になるイメージがあり、今回も２回戦での対戦は「嫌だな」というのが正直な思いでした。わずかな差で勝利を手にしましたが、対戦校の思いを背負って次に進むのが高校野球のすばらしさです。熱い夏が少しでも続くよう、応援していきたいと思います。
