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1学年文理選抜コース「探究学年発表会」

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1学年文理選抜コース「探究学年発表会」

2024.01.25

高校

1月25日(木)5時間目。視聴覚室にて、1学年文理選抜コースで「探究学年発表会」が行われました。
夏休みに自分の興味のあるものについて下調べをし、同じような内容どうしでディスカッションを行い深めあいました。その後、パワーポイントにまとめ、クラス発表で選ばれた各2名が自分の探究について発表しました。司会も生徒が行い、発表の後に質疑応答も行われました。
内容は「環境汚染」「飢餓問題」「差別」「冷え性に対する物理的療法」「気候変動」「政治に興味をもつ」など多岐にわたりました。しかも、社会でどのような問題になっているかだけではなく、自分たちが問題を解決するために何ができるのかを発表し、コース全体に行動を促しました。中には実験のデータを表やグラフで表したり、説明をわかりやすくするために写真や絵をつかったりする生徒もいました。

質疑応答では、教員側からの質問に対しても、調べたことの中からわかりやすく説明する場面もあり、しっかりと調べられていることが見て取れました。

今日の発表を振り返り、次の学年の探究に生かせるものを見つけて欲しいと感じました。

1/25(木)探究発表会を終えて

1-3 河野 日南
 「SDGs持続可能な開発目標」探究学習前までは正直耳にしたことがあるだけで内容まではしっかり理解していなかった。しかし、今回の探究学習、発表を通して17の項目の1つに焦点を当てて現在の世界の現状について探究し知ることができた。私は、「アフリカ地域における飢餓の人的影響」について調べた。現在、飢餓で苦しんでいる人は全世界人口の約10%いること、子どもたちが「消耗症」という最も命を落とす可能性が高い状態に4500万人いることなど。日本にいる私たちの豊かな生活とは程遠い生活をしているという現状が存在していた。しかし、そんなアフリカ地域における飢餓の現状を打破する為に私たちにもできることがある。それは、買い物の際の手前取りや食べ残しを無くすことだ。まずは、身近な事から始めることによって徐々に世界から飢餓を無くせるのではないか。また、この探究発表では、スライドを使用して3クラスの代表の発表を聞いた。発表を聞いてみると1つの大きなテーマでもスライドの構成や相手に訴えかける話し方など自分の発表と比較し自分の発表の反省点を見つけることができてよかった。この今回の発表をまた来年度マレーシアでの交流でも行うというので、今回の反省を生かしよりよりものにできればいいと思う。

1-3 袖長 怜
 私は自然科学、とくに生物地球科学にとても興味があります。探究は「探し極める」と書くように、物事の本質や意義を探って見極めようとすることですが、今回は身近な気付きをテーマに取り組んでみました。それ故、より実践的な探究を行うことができました。同時にプレゼンテーションの難しさも痛感しました。総合してとても充実した時間を過ごすことができました。

1-4 佐藤 悠生
 私は、ジェンダー平等、差別をテーマとして発表しました。「スワンプマン」という思考実験を話題に出し、皆さんに自己同一性について考えてもらいました。「自分は何をもって自分といえるのか」、これは人それぞれで違う考えになると思います。私は、この「スワンプマン」での思考実験を通して、考え方を話し合って欲しいです。完全に相手を理解することはできないと思います。しかし、相手の意見を受けとめ、わかろうとする心が、差別などを減らしていく一つの方法だと考えました。自分の好きな分野を関連づけながら発表できてよかったです。

1-4 緑川 香里奈
 今回の探究で、自分が知りたかったこと、これからやるべきことを知ることができました。同じようなテーマでも自分とは違う観点から探究している人がいて、自分の考えをより深められました。これからの私たちについて考える機会ができてよかったです。

1-5 菊田 恭平
 今回の発表を通して人前で発表することの難しさを知りました。人に伝えるということは想像の何倍も難しく、完璧な発表にするには時間・気力が必要だと感じました。この経験を生かして、将来の仕事などに生かしたいと思いました。

1-5 武藤 利仁
 クラスで発表した時より発表の内容を大幅に改善したので当日の発表では、自分の伝えたいことをうまくまとめて伝えることができた。他の人たちの発表の内容が詳しくて聞きやすかった。